創業者からの挨拶
まず始めに、フィリピンの人たちに、深い感謝の念を申し上げたいと思います。
このホテルは、その人たちの協力によって建てられ、そして運営されております。ホテルの建築にあたって、妻がセブの人であるという意味も大きいのですが、この国の人たちは、“accommodating people”「親切で肩肘を張らない」そして「明るい」人たちだということで世界でも有名なことは皆さんもご存知かも分かりません。
英語を話し、教育レベルも相対的に高く、美人の産地でもあります。
そんな国民に少しでも投資できるものはないだろうか、そして私の生き甲斐を考え、それがホテルになりました。
建てるからには納得のいくホテルでなければなりません。質を非常に重視したので、建設中にはよく「Mr.渡辺は、五つ星・六星クラスのホテルを造るのか」と冷やかし交じりの質問をされましたが、私は小さくてもインターナショナルレベルのホテルを造るのだと答えたものです。完璧とはいきませんが十分納得できると自負しております。
特に、清潔さと質を維持できるような造りに心を配り、それを維持しているつもりです。
建築に1年11ヶ月かかり、1999年3月にオープンいたしました。
当ホテルは 安全で自由で快適であることを宗としております。
1Fには日本料理「はんにゃ」。意味は「仏の知恵」。究極の知恵だそうです。
料理は何百何千年にわたる知恵の結晶です。美味しくなければ意味がありません。 8Fには「バー」があり、セブ市内を眺望できる抜群のロケーションです。
ホテル、レストラン、バー、皆様のご協力を仰ぎ、さらなる発展に精進していきますので、よろしくお願い申し上げます。
最後に私達を強力に支えてくれた日本の友人たちに感謝いたします。
チェアマン・オブ・ザ・ボード
渡辺 邦雄